立石様
立石様は、東京都葛飾区の、京成本線の青砥駅より南へ徒歩9分の立石児童遊園内にある祠で、地名の由来となった石があり、東京都指定史跡となっている。
この石は古墳時代に千葉県の鋸山付近から古墳の石材として運ばれ、後に古代東海道の道標となったと推定されている。
玉垣内に僅かに露出している岩は、古墳時代に千葉県の鋸山付近から古墳(後期古墳)の石材として運ばれた房州石で、後には古代東海道の道標として利用されたと推定される石。
江戸時代は地上に岩がもっと露出していたが、病が治るとの俗信や戦場での弾除けの護符として削り取られ、現在ではわずかに露出するのみ。
玉垣の背後に立つ石祠が立石祠。
近くには立石熊野神社がある。