正覚寺
正覚寺は、東京都目黒区の、東京メトロ日比谷線または東急東横線の中目黒駅より南へ徒歩4分の地に位置する日蓮宗の寺院。
山号は実相山。
元和5年(1619年)創建。
本堂、祖師堂、鬼子母神堂、といった比較的大型の堂が並ぶなど、堂宇は揃っている。
本堂は大正元年建立。
本堂の脇にある、本堂から祖師堂への渡り廊下。小規模なものだが、太鼓橋状であり、屋根も二重となっている。
本堂の背後には、RC造の八角堂が、奥殿(?)として立つ。
祖師堂は「国柱法窟」の額を掲げる。
鬼子母神堂は「開運殿」の額も掲げ、本堂や祖師堂よりも大きい。
伝教大師最澄作の開運子安鬼子母神を祀る。
疱瘡稲荷堂はRC造の六角堂。
三澤初子銅像は昭和9年建立。三澤初子(1640-1686年)は第4代仙台藩主伊達綱村の生母で、正覚寺の住職に帰依し、諸堂を寄進した。
三澤初子の墓は東京都指定旧跡。なお、仙台市の孝勝寺にも墓がある。
近くには中目黒八幡神社もある。