松戸市立博物館
松戸市立博物館は、千葉県松戸市の、JR武蔵野線新の八柱駅または新京成電鉄の八柱駅より北へ徒歩17分の地に位置する歴史博物館。
屋内には松戸市域に関する考古資料や各種模型などを展示するほか、屋外展示として茅葺きの縄文住居も復元されている。
屋内展示
貝の花貝塚は、市内の小金原にあった、縄文中期~晩期の貝塚・環状集落跡。開発で破壊され現存しない。
河原塚1号墳は、市内の紙敷にある直径26mの円墳。古墳中期(5世紀規頃)の築造で市指定史跡。
小金城は、市内の大谷口にあった中世の平山城。西南端の本城地区が最も防御が硬かった。開発でほぼ消滅。
江戸川沿いの水戸道中松戸宿には、納屋川岸(上河岸)と下河岸があった。
常盤平団地は、市内の常盤平に、日本住宅公団(現・UR)が1961年に建設した団地。当時の団地の一部を原寸で再現。
普化宗は、関東では松戸市の一月寺と青梅市の鈴法寺が触頭に指定されて虚無僧を統括したが、明治3年に禁教となり廃絶した。
二十世紀梨は、明治21年に現・「松戸市二十世紀が丘梨元町」で発見された。
屋外展示
野外展示として、市内の縄文期の遺跡である貝の花遺跡、子和清水遺跡、上本郷遺跡の住居跡をモデルに、3棟の茅葺きの竪穴住居が復元されている。