飯塚冨士神社
飯塚冨士神社は、東京都葛飾区の、JR常磐線または京成金町線の金町駅より東へ徒歩10分の地に位置する、旧飯塚村の鎮守社。
正慶元年(1332年)創建。
平成29年に移設された大型の富士塚(飯塚富士)は、下部が土で上部は石と、二段構えになっている。
右側は三峯神社。
富士塚(飯塚富士)は平成29年移設(旧地より北東に12m移動)。
頂上にある、明治12年築造の石祠が本殿。
登拝は禁止。
移設前の飯塚富士
平成29年移設前の飯塚富士は、既存の塚を利用して明治12年に築造されたもので、区の史跡に指定されていた。
2010年代の中川の堤防工事に際し、文化財としての価値を維持しつつ移設する予定だったのが、予定通りいかず指定を取り消されたようだ。
なお、7月1日に、例祭とともに行われる「飯塚の富士講」は、区の無形民俗文化財の登録を維持している。
明治維新時の神仏分離まで、安福寺(葛飾区西水元1-7-19)が当社の別当寺であった。