日の出山荘
日の出山荘は、東京都西多摩郡日の出町の、JR五日市線の武蔵増戸駅より北西へ車13分の地に位置する。
正式には「日の出山荘 中曽根康弘・ロナルド レーガン日米首脳会談記念館」。
昭和37年、後に首相となる衆議院議員・中曽根康弘(1918-2019年)が農家を購入して別荘とし「日の出農場」と名付けたのが始まりで、後に「日の出山荘」と改めた。
昭和58年には、中曽根首相が日米首脳会談でレーガン大統領夫妻を迎接した場となった。
レーガン以外にも、ソ連のゴルバチョフ大統領など各国の要人を迎えた。
平成18年に町に寄贈され、翌年から一般公開されている。
青雲堂は、江戸末期の1850年頃に建造された農家の主屋。
中曽根の別荘の原点。
ここで、中曽根首相がレーガン夫妻に抹茶を供した。
天心亭は昭和48年竣工。
中曽根はここで俳句や座禅、読書などに勤しんだ。
レーガン大統領との会談はここで行われた。
書院は平成元年竣工。
現在は写真や各国首脳の贈答品を展示。