野田愛宕神社
野田愛宕神社は、千葉県野田市の、東武野田線の愛宕駅より西へ徒歩4分の地に位置する鎮守社。
平安時代の延長元年(923年)、京都市・愛宕神社を勧請して創建。
大型の本殿には壁面全面に彫刻が多く施されており、県の文化財に指定されている。
拝所は江戸後期の1838年建立。
本殿は江戸後期の1824年建立で、壁面全面に彫刻が多く嵌め込まれている。千葉県指定有形文化財。
神楽殿は大正5年建立。
西光院
西光院は、野田愛宕神社と地続きとなっている、真言宗豊山派の寺院。
江戸前期の寛永20年(1643年)創建。
明治維新時の神仏分離までは、野田愛宕神社の別当寺を務めた。
左が勝軍地蔵堂、右が本堂。
勝軍地蔵堂は愛宕神社本殿の真後ろにある。
勝軍地蔵尊は神仏習合の世界観では愛宕権現の本地仏とされる仏であり、明治維新の神仏分離では分離されて、この位置にあった延命地蔵堂に合祀された。
明治45年、延命地蔵は横に移動させ、勝軍地蔵堂を建立。