小舟町八雲神社は、東京都千代田区の、JR中央線・東京メトロ丸ノ内線の御茶ノ水駅より北へ徒歩5分の地に位置する、神田明神の境内摂社。
当社の例大祭「天王祭」は9月中旬に催される。
小舟町八雲神社 天王祭
小舟町八雲神社の例大祭「天王祭」(別名・八雲祭)は9月中旬に開催される。
当社は千代田区の神田明神の境内社ではあるが、中央区の日本橋小舟町の鎮守であり、天王祭では、4年に一度の9月、現地の堀留町児童公園に御仮屋を設け、そこを拠点に祭礼が営まれる。
当社ではこの祭礼を、神田祭・山王祭とともに江戸三大祭の一つだと称している。
金曜日には昼に宮神輿が台車で渡御し、夕刻には地元企業の従業員による担いでの渡御が行われる。
そして日曜日には、日本橋地区のより広い範囲を担ぎ渡御する。
拠点となる御仮屋は、日本橋小舟町に隣接する堀留町児童公園に設けられる。この公園は、昭和期に埋め立てられるまでは、小舟町と堀留町を分ける東堀留川という川であった。
神幸祭
金曜日の昼頃から、神幸祭として、宮神輿を台車に乗せて、小舟町周辺を巡行する。これを当社では鳳輦渡御とも呼んでいる。
神幸祭に先立ち、式典や巫女舞などの奉納が行われる。
宮神輿の企業渡御
金曜日の夕刻には、地元企業の従業員が、短い距離ではあるが、宮神輿を担いで渡御。
本社大神輿渡御
日曜日には、日本橋小舟町周辺だけでなく、日本橋地区のより広範な範囲で、宮神輿を担ぎ渡御する。