江古田氷川神社は、東京都中野区の、都営大江戸線の新江古田駅より南へ徒歩11分の位置に鎮座する、江古田地区の鎮守。戦災焼失を免れた戦前の社殿が残る。当社についての詳細は江古田氷川神社の記事を参照。
当社の例大祭は10月上旬で、三匹獅子舞が披露される。
江古田氷川神社 例大祭
江古田氷川神社の例大祭は10月第一土日曜日で、日曜日には三匹獅子舞が練り行列の後に境内で披露される。東京都には三匹獅子舞が現在も約80ケ所に伝承されているが、その大半は市町村部であり、都区部には数少ない。
当社の三匹獅子舞は笛・太鼓・ささらに合わせて披露されるもので、江戸前期の慶安2年(1649年)に修験者から伝わったとされ、「江古田の獅子舞」の名で東京都指定無形民俗文化財となっている。元々は当社ではなく、御岳神社(大正2年に当社に合祀)及び東福寺の祭礼であった。
境内には露天商が比較的出店する。
獅子舞の練り行列
練り行列が神社に到着すると、まず拝殿で三匹獅子舞を披露。その後、一旦休憩を挟んで、今度は神楽殿で夜まで舞う。
町神輿の連合宮出
拝殿前の獅子舞が終わった頃、神社前から町神輿が連合宮出し。
舞台での獅子舞
獅子舞の練り行列終了後は、休憩をはさみながら夜まで舞台で三匹獅子舞が舞われる。