東京高円寺阿波おどりは、東京都杉並区の、8月にJR高円寺駅一帯で催される、大規模な阿波踊り大会。
百数十もの連（阿波踊り団体）が参加して、百万人近い見物客の人出があり、東京の夏の三大祭りの一つを名乗っている。

東京23区の歳時記

盆踊りの季節

東京高円寺阿波おどり

「東京高円寺阿波おどり」は8月下旬に、JR中央線の高円寺駅一帯で催される、大規模な阿波踊り大会。
昭和32年、商店街を盛り上げるため、高円寺氷川神社の例大祭への奉納行事として始まった。
当初は自己流の阿波踊りであったため「高円寺ばか踊り」の名であったが、後に本場である徳島県の人間に指導を受け、昭和38年からは「高円寺阿波おどり」と称している。
現在、東京近郊各地で盛んに行われている阿波踊り大会の草分け的存在で、かつ最も有名。
人出が多いため、高円寺の町には通行規制が敷かれる。良い見物位置を確保するのは大変であるが、有料の桟敷席も設けられている。