秋葉神社は、東京都台東区の、東京メトロ日比谷線の入谷駅より南東6分の地に鎮座する鎮守社。明治初期に皇居(旧江戸城)の紅葉山より現・秋葉原に遷座した(当社こそが「秋葉原」という地名の由来)が、鉄道敷設のため明治21年に現在地に再遷座した。
毎年11月6日の夕刻には火渡りの神事が行われる(なお、当社の例祭は5月中旬である)。
秋葉神社 鎮火祭
一般に秋葉社は火伏せ(防火)の神として知られる。台東区の秋葉神社では、11月6日(日程固定)に特殊神事として夕刻に火渡りの神事(鎮火祭)が執り行われる。
四方に注連縄を張った式場に木炭を敷き並べその上に薪木と桧の薄板を乗せ点火。
御幣を振るなどの儀式が行われる。
まず行者が渡る。参列者も拝殿内での祭儀後、火難守護符を受けて、裸足で炭火の上を無病息災と防火を祈りながら渡る。