ちちぶ銘仙館
ちちぶ銘仙館は、埼玉県秩父市の、西武秩父線の西武秩父駅より東へ徒歩6分、または秩父鉄道の御花畑駅より東へ徒歩7分に位置する、秩父の織物を紹介・継承・体験する施設。
埼玉県秩父工業試験場として建てられた施設(後に埼玉県繊維工業試験場秩父支場に改組)を改修・転用しており、昭和初期に建てられた3棟が国の文化財に登録されている。
本館は昭和5年築。国登録有形文化財。
工場棟は昭和9年築。国登録有形文化財。
倉庫は昭和5年築。国登録有形文化財。
秩父銘仙
秩父銘仙は秩父の絹織物で、経済産業大臣指定伝統的工芸品となっている。秩父は養蚕業が盛んな地で、秩父銘仙は大正から昭和初期にかけて全国的な人気となった。
なお、秩父銘仙の起源は、崇神天皇の代に初代知々夫国造の知々夫彦命が民に養蚕と機織を伝えたことと伝承されている。