峯ヶ岡八幡神社
峯ヶ岡八幡神社は、埼玉県川口市の、日暮里・舎人ライナーの見沼代親水公園駅より北へ徒歩26分の地に位置する鎮守社。
平安時代の天慶年間(938-946年)に源経基が平将門を滅ぼした後に霊夢により古谷田八幡宮として創建したとも、平安時代の弘仁8年(817年)に慈覚大師円仁が創建したとも伝える。明治40年には八幡神社を峯ヶ岡神社と改め、更に昭和4年に峯ヶ岡八幡神社と改称。
長い参道の奥に端正な社殿が鎮座する、境内の整った神社。また社叢は川口市指定天然記念物。
県道34号に面して一ノ鳥居があったが、東日本大震災後に解体。ここから長い表参道が伸びる。
神門は関東大震災後の建立。
拝殿・幣殿は昭和39年建立。
本殿は江戸中期の1697年建立。平成28年改修で彩色が少し変更された。
このほかの境内社としては、御嶽社、須賀社、諏訪社、稲荷社がある。
御神木の銀杏は樹齢700年の銀杏。若狭の八百比丘尼の杖が根付いたと伝える。
明治維新時の神仏分離までは隣の新光寺が当社の別当寺であった。