永昌寺
永昌寺は、埼玉県さいたま市の、JR川越線の指扇駅より北へ車で5分(徒歩なら29分)の地に位置する、曹洞宗の寺院。
山号は亀足山。
天授4年に当地に阿弥陀堂が建立され、その境内に遠江国の秋葉寺から秋葉三尺坊大権現を勧請された。
天授4年(1378年)に現・秋葉神社境内に阿弥陀堂が建立され、そこに遠江国の秋葉寺から秋葉権現も勧請された。
その別当寺である永昌寺は、新編武蔵風土記稿では戸田周防守(1502年没)が開基で月膽義泉(1606年没)が開山とある。元亀年間(1570-73年)に戸田周防守が創建したとも言う。
明治維新で秋葉神社が永昌寺から分離されると、永昌寺の境内には秋葉三尺坊本殿が新たに建立された。
三尺坊本殿の前には鳥居型の門が立つ。
三尺坊本殿は秋葉三尺坊を祀る。
明治維新時に当寺から秋葉神社が独立した際、当寺境内には三尺坊本殿が新造された。
7月中旬の秋葉神社の祇園祭では、両社寺で獅子舞が奉納される。
本殿内の祭壇の両脇には一対の天狗の像が立つ。
三尺坊本殿の右脇の池跡には石祠が立つ。
本尊は釈迦牟尼仏。