国昌寺
国昌寺(國昌寺、こくしょうじ)は、埼玉県さいたま市の、埼玉高速鉄道線の浦和美園駅より西へ車6分の地に位置する、曹洞宗の寺院。
戦国時代に創建。
小規模な寺ながら境内は整っており、山門には左甚五郎作と伝える龍の彫刻が施されている。
江戸中期の宝暦年間(1751-1764年)に建立された山門は常日頃は閉じられ「開かずの門」の異名がある。さいたま市指定有形文化財。
山門の龍の彫刻は左甚五郎の作と伝える。棺を担いでこの門を潜ると龍に中身を喰われて軽くなるとか、この龍はもと見沼に棲み作物を荒らしたので左甚五郎が龍を彫ったうえで釘づけにして門に収めた、などの伝説がある。