求道会館
求道会館は、東京都文京区の、東京メトロ南北線の東大前駅より南へ徒歩6分、または東京メトロ丸の内線・都営大江戸線の本郷三丁目駅からは北へ徒歩9分の地に位置する、浄土真宗系の仏教道場。
武田吾一が設計した、和洋折衷のレンガ建築で、東京都の文化財に指定されており、内部は毎月第4土曜日に公開される。
求道会館は武田吾一の設計で大正4年に建造されたレンガ造の仏教教会（屋根は石綿スレート葺き）。関東大震災で被災後に一部がRC造で補強されている。
洋風建築に和風の要素を取り込んだ和洋折衷建築で東京都指定有形文化財。
求道会館の内部はキリスト教会風の内部構成だが、大会堂の中心には六角堂の厨子がある（壁に埋め込まれているため会堂には半分しか露出していない）。
掲示板は大正14年頃築で、同じく武田吾一の設計と推定される。
外便所は大正4年頃築で、同じく武田吾一の設計と推定される。腰まではレンガ造でその上は木造。
求道学舎の背後には、寄宿舎として大正14年にRC造で建てられた求道学舎があり、寮棟と平屋棟を廊下と便所で繋ぐ構成となっている。
非公開だが西方の大通りから背面がうかがえる。
