聖路加国際病院 旧館

聖路加国際病院聖路加国際病院の旧館は、東京都中央区の、東京メトロ日比谷線の築地駅より東へ徒歩3分の地にある近代建築。
聖路加国際病院は、米国聖公会の宣教医師トイスラーが明治34年に設立した築地病院で、同35年に聖路加病院、大正6年には聖路加国際病院と改称。
旧館には昭和8年に竣工した病棟の中央部が保存されているほか、前庭には同年に竣工の旧宣教師館がトイスラー記念館として移築されている。
なお、旧館の敷地は、浅野家内匠頭邸跡として東京都指定旧跡ともなっている。

聖路加国際病院 旧館 旧病棟
聖路加国際病院

旧館の中央部には、昭和8年に竣工したSRC造の病棟の中央部のみが保存されている。(当初の)設計はレーモンド。東京都選定歴史的建造物

聖路加国際病院 旧館 礼拝堂
聖路加国際病院

旧病棟の背面には、昭和11年に増築されたSRC造の礼拝堂も保存されている。こちらも(当初の)設計はレーモンド。

トイスラー記念館
聖路加国際病院
 
聖路加国際病院

初代院長の名を冠するトイスラー記念館は、聖路加タワー辺りにあった、昭和8年竣工の病院宣教師館を、平成10年に移築。RC造で一部木造。中央区民文化財に登録されている。

アメリカ公使館跡碑
聖路加国際病院

アメリカ公使館の遺物で作った記念碑。米国公使館は明治7~23年の間、明石町(築地外国人居留地)に置かれていた。
実際にあったのは旧館の敷地ではなくもっと隅田川寄りで、東隣りの聖路加ガーデンにも遺物で作った記念碑がある。

聖路加国際病院 旧館
東京都中央区明石町10-1 地図
アクセス:東京メトロ日比谷線 築地駅より徒歩3分
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