小岩神社
小岩神社は、東京都江戸川区の、JR総武線の小岩駅より徒歩9分の地に位置する、旧中小岩村・下小岩村の鎮守。
室町時代の天文5年(1536年)、五社明神社を現・千葉県市川市の行徳より下小岩村に遷座、更に現社地へ天保11年(1840年)に遷座。明治時代に小岩神社と改称した。五社とは、神明(天照大神)、八幡、春日、住吉、玉津島である。
境内には神門を備え、富士塚もある。
神門は昭和54年建立。
幣殿・拝殿は昭和37年建立。
右に見える「わらじ石」には、表面に草鞋にような模様がある。この石を撫でて足の病いの平癒を祈るとご利益があるとする。右は、この石に奉納された草鞋。
和魂神社は小岩の戦没者を祀る招魂社。
このほか、稲荷神社や日枝神社、水神社などの境内社もある。
例大祭は8月中下旬。
また明治の神仏分離までは万福寺(江戸川区東小岩2-2-4)が別当寺であった。現在も、万福寺境内には、かつて小岩神社だったという石祠が残されているという。