菅刈公園復元庭園

菅刈（すげかり）公園は、東京都目黒区の、東京メトロ日比谷線または東急東横線の中目黒駅より北西へ徒歩12分の地にある公園。
菅刈公園がある一帯は、江戸時代には岡藩（大分県竹田市を中心とする藩）藩主中川家の下屋敷があった地で、明治7年に西郷従道（西郷隆盛の弟）が土地を購入して別邸を構え、和洋折衷の庭園を築き、一帯は西郷山とも通称された。
西郷従道が死去すると西郷家の本邸となるが、西郷家は昭和17年に退去。その後、国鉄等の手を経て、昭和56年には旧邸の北東部分が西郷山公園として、平成13年には和館・洋館のあった中心部分が菅刈公園として開園。うち西郷邸の和館のあった地には和風庭園が一部残されており、その部分に復元庭園を整備された。