明治学院大学
明治学院大学は、東京都港区の、東京メトロ南北線・都営三田線の白金台駅より南東へ徒歩8分の地に位置する、プロテスタント系のミッション・スクール。
源流は江戸末期の文久3年(1863年)にジェームス・カーティス・ヘボンが横浜に開いたヘボン塾で、明治13年に築地に移転後、同19年に他校と合併して明治学院が成立、翌20年に現在地へ移転。
白金キャンパスには、インブリー館、礼拝堂、記念館の3棟の文化財建築が残り、特にインブリー館は国の重文。
インブリー館は国指定重要文化財。明治22年頃に宣教師館(宣教師用の住宅)として竣工。
インブリー博士が長く居住したためこう呼ばれるとされる。
礼拝堂は港区指定有形文化財。大正5年竣工で、設計はヴォーリズ。
当初は長方形だったが、昭和6年に両袖を増築。
記念館は港区指定有形文化財。明治23年竣工。旧神学部兼図書館。
明治学院東村山高校 ライシャワー館
東京都東村山市の明治学院東村山高等学校にあるライシャワー館は、港区の明治学院に建てられた明治期の宣教師館を、昭和40年に移設したもの。
駐日大使ライシャワー博士が幼少年期を過ごした館であるため、それに因み命名。
移築前の一部部材を再利用して建設されたが、形状は移築前とかなり異なるようだ。
校内にあるが、背面は敷地外から見ることができる。
明治学院東村山高等学校 ライシャワー館
東京都東村山市富士見1-12-3 地図