磐井神社
磐井(いわい)神社は、東京都大田区の、京急本線の大森海岸駅より南へ徒歩4分の地にある鎮守社。
敏達天皇2年(573年)に創建。平安時代の貞観元年(859年)に宇佐神宮より石清水八幡が勧請される際に諸国に総社八幡宮が定められたが、当社が武蔵国の総社八幡となった。江戸時代には鈴森八幡とも称されていた。
手水舎は明治神宮の手水舎を模したもので、昭和3年に建立。
社殿は拝殿・幣殿・本殿を連結した権現造。第二次大戦の空襲で焼失し、昭和29年再建。
神楽殿は昭和8年建立。
池の島に鎮座する境内社笠島弁天社の社殿は大正期の建立。
例大祭
当社の例大祭は8月の第1週末で、隔年で磐井神社の氏子六ヶ町の町神輿と根岸神社の宮神輿が連合渡御を行う。この行事に関する詳細は「磐井神社 例大祭」の記事を参照。
明治維新時の神仏分離までは、密乗院(大田区大森中2-17-5)が当社の別当寺であった。