乗泉寺
乗泉寺は、東京都渋谷区の、JR山手線の渋谷駅より南へ徒歩8分の地にある、本門佛立宗の寺院。
江戸初期の元和年間(1615-1624年)に西久保(現在の虎ノ門辺り)に創立され、寛文年間(1661-1673年)に現在の六本木ヒルズ辺りに移転し、戦後に現在地へと移転した。創立以来、本門法華宗に属していたが、戦後、本門佛立講(幕末成立)が本門佛立宗として分立するに伴い、本門佛立宗の寺院となった。
伽藍が著名な建築家である谷口吉郎の設計により1964年に竣工したものであるのが特徴。
回廊と本堂・講堂・福祉館に囲まれた中庭には妙証池があり、その中央には六角円堂の霊堂が立つ。