北谷稲荷神社
北谷稲荷神社は、東京都渋谷区の、JR山手線の原宿駅より南へ徒歩7分、JR山手線の渋谷駅からなら北へ徒歩9分の地に鎮座する、モダンな境内を持つ上渋谷の鎮守。
室町時代の文明年間(1469-1487年)創建。
現在の社殿は、著名建築家の菊竹清訓による設計で1997年に竣工したもの。
鳥居は変則的な形状。鳥居マニアの世界で有名な『鳥居の研究』(根岸榮隆、1943年)という本では、額束の表側に日象が、裏側に月象が彫られているので日月鳥居と命名されている。ただし、現在の鳥居は建て替えられており、旧日月鳥居の特徴を受け継ぐだけでなく、笠木の反りも更に変則的になっている。
社殿は著名建築家菊竹清訓の設計で、1997年竣工。
社殿内にある本殿は、オーソドックスな木造の神社建築。
ここでは便宜的に「本殿」と「本殿覆屋」の関係としたが、これはあるいは「内殿または宮殿」と「本殿」の関係かもしれない。どちらなのかは、神社側の考え方ひとつで決まる。
北谷稲荷神社 秋季例大祭
9月下旬に催される当社の秋季例大祭では、渋谷の町を、公園通りを中心に町会神輿が渡御する。本社神輿は無い。また境内に露店も出ない。