次大夫堀公園 民家園
次大夫堀公園民家園は、東京都世田谷区の、小田急小田原線の成城学園前駅より南へ徒歩18分の地に位置する、古民家園。
江戸初期に造成された農業用水であった次大夫堀(六郷用水)を復元し、そこに江戸期の農家の主屋3棟、長屋門1棟、土蔵1棟を移築。また幾つかの建物も新築復元されている。
旧安藤家住宅主屋は江戸後期に当たる1834年頃の建造だが、明治中期の姿で復元。世田谷区指定有形文化財。
安藤家は区内の旧大蔵村の名主であった。
主屋の背後には内蔵がある。
旧秋山家住宅土蔵は、区内の喜多見に1830年頃に建造。世田谷区指定有形文化財。
旧加藤家住宅主屋は喜多見に1855年以前に建造。世田谷区指定有形文化財。
旧城田家住宅主屋も喜多見に1846年以前に建造。世田谷区指定有形民俗文化財。
街道沿いに建ち、半農半商であった。
旧谷岡家住宅表門は区内の深沢に、1838年に建造。世田谷区指定有形文化財。
別棟だった穀倉と納屋を、1838年に門構えを加えて1棟の長屋門としたもの。
消防小屋・火の見櫓は新築復元されたもの。