慈眼寺
慈眼寺は、世田谷区の、東急田園都市線・大井町線の二子玉川駅より北へ徒歩13分の地に位置する、真言宗智山派の寺院。
正式には喜楽山教令院慈眼寺。
徳治元年(1306年)、旅僧が、滝ケ谷戸崖から掘り出された降三世明王像を祀って創建。天文2年(1533年)に現在地に移転した。
山門は楼門で、現在の東京都区部の寺院ではまあまあ珍しい。
門内には四天王が配され、屋根には鴟尾が乗る。
本堂は昭和50年建立。
本尊は大日如来。
釈迦塔は昭和54年建立。
明治維新の神仏分離までは、隣の瀬田玉川神社の別当寺であった。