居木神社
居木神社は、東京都品川区の、JR山手線の大崎駅より西へ徒歩3分の地に位置する鎮守社。
創建年代は不詳。かつては目黒川の居木橋付近に雉子ノ宮として鎮座していた(したがって現在も主祭神は日本武尊)が、江戸初期に現在地に遷座し、貴船明神・春日明神・子権現・稲荷明神を合祀して五社明神となる。明治5年に居木神社と改称。
社殿は戦後の再建だが、境内には富士塚や区の文化財である厳島神社本殿がある。
表参道鳥居の前の向かって左側には富士塚がある。
RC造の社殿は昭和52年建立。拝殿・幣殿・本殿を連結した権現造。
境内末社厳島神社の社殿は江戸後期の建立。品川区指定有形文化財。
かつて神社の傍にあった松原家(居木橋村の名主)の屋敷神であった。通常は非公開だが、正月や8月の例大祭、11月頃の東京文化財ウィークに公開される。
本社神輿は昭和59年製作。
初詣
居木神社は正月に境内に多くの提灯が灯される。下の写真は元日の夕刻の様子で、初詣客は多少いた。
例大祭
居木神社の例大祭は8月下旬に催され、その際には本社神輿が毎年渡御する。この行事に関する詳細は「居木神社 例大祭」の記事を参照。