銚港神社
銚港(ちょうこう)神社は、千葉県銚子市の、銚子電鉄の観音駅より北へ徒歩4分、またはJR内房線の銚子駅より東へ徒歩17分の地に位置する、本銚子の鎮守。
奈良時代の養老年間(717-724年)創建。異伝として、室町時代の応永2年(1395年)に創建されたとも伝える。江戸時代までは龍蔵権現と称し、飯沼観音円福寺と一体的に信仰されていたが、明治維新で分離され、明治2年に銚港神社と改称。
第二次大戦前、県社に内定したが、空襲で焼失しそのまま終戦、昇格はならなかった。
主神は水神である闇淤加美神で、相殿に級津彦神と級津姫神を祀り、更に菅原道真公と火遇突智神を配祀してある。
社殿は拝殿・幣殿・本殿を連結した権現造で、戦後の再建。
隣接して、旧別当寺の飯沼観音圓福寺がある。