白幡天神社
白幡天神社は、千葉県市川市の、京成本線の京成八幡駅より北へ徒歩8分の地に鎮座する鎮守社。
平安末期頃の治承4年(1180年)に、当地で源頼朝が源氏の白旗を掲げたゆえに白幡宮と称したとされる。明治元年の神仏分離令で、隣接する天神社を合祀し白幡天神社となる。
社殿の東西南の三方は瑞垣と神門に囲まれ、境内は整っている。
社殿の東西と南の三方は瑞垣と神門で囲まれている。
神門は昭和59年築。
拝殿及び幣殿は昭和36年築。
本殿は明治13年築だが、これは覆屋か。
主な年中行事
毎年2月20日(曜日に関わらず日程固定)には湯の花祭りが行われる。
これは、境内で釜で湯を沸かせ、熊笹の束で参詣者に振りかけて、1年間の無病息災を願う行事。熊笹は神事の後に参拝者が持ち帰って神棚に祀り、翌年の湯の花祭りで釜の湯をわかす火に供する。なお、近くの葛飾八幡宮でも、2月の初卯の日に行われる初卯祭にて湯花神事が行われている。
また例大祭は10月中旬で、宮神輿が氏子域を渡御する。
京成線の京成八幡駅及びJR総武線・都営新宿線の本八幡駅周辺には、他にも葛飾八幡宮や水木洋子邸などがある。