妙覚寺
妙覚寺(みょうかくじ)は、千葉県勝浦市の、JR外房線の上総興津駅より西へ徒歩8分の地に位置する日蓮宗の寺院。山号は広栄山。
日蓮宗49本山の一つ(日蓮・法華宗諸派のうち教団「日蓮宗」には、総本山久遠寺の下に、七大本山と49本山があり、合わせて57本山とも称する)。
鎌倉時代の文永元年(1264年)、宗祖日蓮が興津城内の持仏堂にて10日間の説法を行った(日蓮聖人10日間説法の霊場)際、城主・佐久間重貞が持仏堂を妙覚寺として創建。
寺格に相応しい伽藍が整っている。
山門は江戸中期の1839年建立。勝浦市指定有形文化財。
本堂は江戸中期の1817年建立。
番神社(資料によっては七面堂)も江戸中期の1842年建立。
鐘楼は江戸末期の1854年建立。
隣には興津鹿島神社がある。