万満寺
万満寺(萬満寺、まんまんじ)は、千葉県松戸市の、JR常磐線・流鉄流山線の馬橋駅より北東へ徒歩3分に位置する、臨済宗大徳寺派の寺院。山号は法王山。
鎌倉時代の建長8年(1256年)、真言宗の大日寺として創建(異伝として、奈良時代に行基が開創とも伝える)。大日寺は弘安年間(1278-1288年)に現・千葉市へ移転するものの、室町時代の康暦元年(1379年)、跡地に臨済宗の万満寺として再興された。
松並木とともに近代以降に再建された端正な木造堂宇が並び、境内はよく整っている。
仁王門は江戸末期の1867年建立。収まっている仁王像は国指定重要文化財。
本堂は昭和62年建立。なお、翼廊の先に堂があるのは左側のみ。
千葉市・大日寺
前述の通り、千葉市には、現・万満寺の前身と伝える大日寺(真言宗豊山派)が現存する。
大日寺
千葉県千葉市稲毛区轟町2-1-27 地図
明治維新時の神仏分離まで、当寺は隣の王子神社(松戸市馬橋1785)の別当寺であった。