野田市市民会館
野田市市民会館は、千葉県野田市の、東武野田線の野田市駅より北西へ徒歩8分の地に位置する和風邸宅。
醸造業を営んだ茂木佐平治家の旧邸で、主屋と茶室松樹庵が国登録有形文化財、庭園が国登録名勝となっている。
書院(現存せず)に面していた大泉水。庭園は国登録名勝。
主屋は大正13年築。国登録有形文化財。
茶室松樹庵は明治初期の築。国登録有形文化財。
茂木佐平治家は江戸前期から味噌醸造業を手掛け、江戸後期には醤油醸造にも進出。大正6年に茂木・髙梨の一族8家が合同して野田醤油(後のキッコーマン)を結成した際にはこれに参加した。
これらの家のうちで他には、高梨兵左衛門家の邸宅が上花輪歴史館として一般公開されている。
野田市市民会館
時間:9:00-17:00 料金:無料 休館日:火(祝なら開)・年末年始
千葉県野田市野田370 地図
アクセス:東武野田線 野田市駅より徒歩8分
金宝殿
金宝殿(金寶殿)は、野田市市民会館の道路向かいにある茂木佐公園(野田児童遊園)に鎮座する社殿。
大正3年、茂木佐平治邸(現・野田市市民会館)に稲荷と龍神を祀る金宝殿として建立。茂木佐平治家が大正15年に茂木佐公園を一般公開すると、それ以降はよろこび教会釈尊堂となっていた(平成17年まで)が、現在は旧称に復している。
社殿や手水舎には彫刻が多く施されている。