旧鴇田家住宅
旧鴇田家住宅は、千葉県習志野市の、京成本線の実籾駅より南西へ徒歩8分に位置する古民家。実籾本郷公園内に移築公開されている。
この古民家は江戸中期の築で、県の文化財に指定されている。鴇田(ときた)家は当地・実籾村の名主であった。
門前の堀にはキショウブが植栽されている。またその向かいには菖蒲田もある。
鴇田家は江戸時代は実籾村の名主であった。主屋は江戸中期の1728年築で、南関東では珍しい曲屋(L字型の民家)。千葉県指定有形文化財。
実籾本郷公園
実籾本郷公園内の旧鴇田家住宅の隣接施設としては、菖蒲田や自然保護のための湿地がある。
旧鴇田家住宅の前にある菖蒲田は6月前期頃に見頃となる。
旧鴇田家住宅
開:9:30-16:30(11-3月は-16:00) 料金:無料 休:月(祝なら翌日)・第2金(祝なら前日)・年末年始
千葉県習志野市実籾2-24-1 地図
アクセス:京成本線 実籾駅より徒歩8分
習志野市内にはもう一箇所、県文化財に指定されている、江戸時代の名主住宅を移築した古民家が公開されている。藤崎森林公園内に移築されている旧大沢家住宅がそれで、こちらは東日本では最古級の民家建築とされている。
なお、旧大沢家住宅も、近く(藤崎森林公園内)に菖蒲田が設けられている。