旧堀田邸 & さくら庭園
旧堀田邸 & さくら庭園は、千葉県佐倉市の、京成本線の京成佐倉駅より南東へ徒歩20分、またはJR総武線・成田線の佐倉駅からは北東へ20分の地に位置する、和風住宅とその庭。
最後の佐倉藩主であった堀田正倫伯爵が旧領に造営した本邸で、家屋は7棟が国重文、庭園は国名勝。
家屋
家屋は門番所、土蔵、玄関棟、湯殿、座敷棟、居間棟、書斎棟の7棟が国重文で、旧堀田邸として有料公開。
なお、居間棟の二階、書斎棟、門番所の内部は通常は非公開だが、年5回特別公開される。
表門の脇にある門番所と土蔵は明治23年築で国指定重要文化財。
左から湯殿、玄関棟。明治23年築で国指定重要文化財。
左から座敷棟、玄関棟、湯殿。明治23年築で国指定重要文化財。
左から書斎棟、居間棟、座敷棟。明治23年築で国指定重要文化財。居間棟は二階建。
庭園
家屋とともに造園された庭園は「旧堀田正倫庭園」の名で国指定名勝。芝庭部分はさくら庭園として無料公開されている(家屋も庭園から見る分には無料)。
家屋の周囲は垣で囲み、和風の庭園としている。
垣の外側には広い芝庭が広がる。
造園当寺は対岸の台地を借景として取り入れていたが、現在は樹木が茂り望めない。