佐倉の武家町
佐倉の武家町は、千葉県佐倉市の、京成本線の京成佐倉駅より南西へ徒歩17分の地に位置する、佐倉藩の武家屋敷群。
佐倉城の南東にある武家屋敷通り(鏑木小路)には佐倉藩士が暮らした武家屋敷5棟が残り、うち旧河原家、旧但馬家、旧武居家の3棟が公開されている。
なお、武家屋敷は城内と城外に配置されていたが、鏑木小路は城外に置かれたものの一部。
旧河原家住宅
旧河原家住宅は大屋敷(300~999石の武家官舎)。市内では現存最古の武家屋敷で、1845年には既に存在した。現在地は当初の位置ではない。千葉県指定有形文化財。
旧但馬家住宅
旧但馬家住宅は、1821~1837年頃の建築で、最初は井口家が住んだ。中屋敷(100~299石の武家官舎)で、建築当初の位置から動かされておらず、敷地も旧状を留めている。佐倉市指定有形文化財。
旧武居家住宅
旧武居家住宅は江戸後期の築。小屋敷(小知の武家官舎)で、現在地は当初の位置ではない。国登録有形文化財。