八重垣神社
八重垣神社は、千葉県匝瑳市の、JR総武本線の八日市場駅より北へ徒歩5分の地に位置する、八日市場の総鎮守。
八日市場の市街地の中心に鎮座する。
平安時代の弘仁2年(812年)、鎮守府将軍・物部匝瑳足継が蝦夷征討の際、八雲神詠の大塚を築いたのが創祀。往古は福岡明神と称したが、鎌倉時代の正中2年(1325年)に牛頭天王宮と改め、更に明治2年に八重垣神社と改称。
本殿の壁面には彫刻がはめ込まれている。
本殿は江戸後期の1840年に起きた大火で焼失し、その後に再建。壁面全面に彫刻が嵌め込まれている。
境内社には、この市神神社のほかに三峯神社がある。
祇園祭
当社で毎年8月4~5日に行われる祇園祭では約20基ほどの神輿が渡御する、地域の代表的な祭礼の一つ。
明治維新時の神仏分離まで、近くの見徳寺(八日市場イ2950)が当社の別当寺であった。
近くには東栄寺がある。