亀戸香取神社は、東京都江東区の、JR総武線亀戸駅より10分に位置する、「亀戸」発祥地と称する神社。当社についての詳細は亀戸香取神社の記事を参照。
勝矢祭は毎年5月5日に開催される亀戸香取神社の特徴的な祭礼で、藤原秀郷の故事にちなみ、約2キロの武者行列が執り行われる。
亀戸香取神社 勝矢祭
毎年5月5日に行われる勝矢祭は、天慶2年(939年)に平将門が反乱を起こした折、鎮圧に赴いた藤原秀郷が亀戸香取神社に武運を祈願、乱を平定後に神助に感謝して当社に弓矢を奉納し「勝矢」と命名したことにちなみ、勝矢を献納する祭礼。
13時に亀出神社を出発し、そこから亀戸香取神社までの約2kmを武者行列が行進し、15時頃には境内で勝矢祭の神事が行われる。人出は10万人ほどあるとされる。
都営新宿線の西大島駅と大島駅の間にある亀出神社を出発。
最初はマーチングバンドが行進。
僧兵もいる。
道着姿の高校生らもおり、道中で演武を披露する。
15時頃に亀戸香取神社の境内に着くと、武者たちは拝殿の前で刀をあげて勝どきをあげ、拝殿に入って神事を行う。
勝矢祭の武者行列のルート
以下の地図上に朱引きされた線が、勝矢祭の武者行列のルートとなる。ルートと時間は毎年同じである。
勝矢祭が催される5月5日はこどもの日であり、武者行列の道中沿いにある亀戸五丁目中央通り商店街では亀戸・下町こいのぼり祭りと称して多くの鯉のぼりが飾られる。
同じく武者行列の道中にある梅屋敷でも鯉のぼりがあがる。