亀戸天神社は、東京都江東区の、JR総武線・東武亀戸線の亀戸駅より徒歩15分の地に鎮座する天満宮。明治初期にごく短期間制定された准勅祭社に指定された12社の一つであり、戦前の社格は東京府(東京都)の府社に列した。当社に関する詳細は亀戸天神の記事を参照。
亀戸天神は江戸時代から藤の名所で、4~5月頃には藤まつりが開催される。
亀戸天神 藤まつり
亀戸天神は江戸時代から藤の名所で、現在は約200株ほどあり、4月下旬~5月初旬の開花時期には藤まつりが開催される。ただし戦前にあった藤の木は第二次世界大戦の空襲で焼失し、現在ある藤は戦後に改めて植えられたものである。
鳥居の前や境内には露天商の露店が立ち並ぶ。
奉納行事
藤まつりはゴールデンウィークにも重なり、奉納行事も多数行われる。
藤の髪飾りと藤色の巫女装束を装い、藤(の造花)の枝を持って舞う巫女舞。
5月5日のこどもの日(と11月の七五三祝い)には、子供の成長を願って心字池に金魚サイズの鯉を放流する。黄河の竜門の急流を鯉が遡上出来れば竜になるという、登龍門という語の元となった伝説にちなんだ行事。
夜間ライトアップ
藤まつりの間、日没から0時までライトアップされる。写真は夜10時頃で、人が押し寄せる昼間とは対照的に、まばらに人がいる程度だった。