大宮八幡宮は、東京都杉並区の、京王井の頭線の西永福駅より徒歩7分、永福町駅より徒歩10分の位置に鎮座する鎮守社。戦前の社格は東京府(東京都)の府社で、戦後は神社本庁の別表神社となっている。武蔵三大宮一つで、「多摩の大宮」あるいは「武蔵国八幡一之宮」と称されたとする。当社についての詳細は大宮八幡宮の記事を参照。
大宮八幡宮には特徴的な祭礼が多いが、とくに春と秋の大祭が大きい。
大宮八幡宮 わかば祭り(春の大祭)
大宮八幡宮のわかば祭りは春の大祭の別名。かつてはつつじ祭りと称していたが、つつじの咲きが悪くなったのか、わかば祭りと改められた。祭典としては、3日に第一日ノ儀こどもの祭り(稚児健康祈願祭)、4日に第二日ノ儀(と植樹祭など)、5日に当日祭(尚武祭)が催され、その間に植木市や盆栽展示、各種奉納行事が行われる。特に3日には稚児行列が行われる。
露天商の露店も若干出する。
神楽殿では初日に毎年、古武道の演武が奉納される。
稚児行列
初日は稚児健康祈願祭であり、神社周辺の1.3kmで稚児行列が行われる。
この後、太鼓山車なども続く。