小野照崎神社は、東京都台東区の、東京メトロ日比谷線の入谷駅より徒歩3分、またはJR山手線の鶯谷駅より徒歩7分の位置にある鎮守社。境内に国文化財の富士塚(下谷坂本富士)があることで知られる。当社についての詳細は小野照崎神社の記事を参照。
小野照崎神社の例大祭は5月19日に近い土日に執り行われる(通常は、氏子圏が隣接する浅草神社の三社祭と重なる)。
小野照崎神社 例大祭
小野照崎神社の例大祭は、5月19日に近い土日に執り行われる。三年に一度の本祭の年には本社神輿が渡御し、その他の年は氏子の町会神輿が連合渡御する。なお、例祭はかつては祭神である小野篁の帰洛の日とされる9月19日に行なわれていた。
神社の境内一帯にはそれなりの露店が出る。
神幸祭(本祭の年のみ)
小野照崎神社の例大祭では、三年毎の本祭の年に、日曜日に神幸祭(本社神輿の渡御)が行われる。
鉄杖や大麻、社名旗などに続き、猿田彦。
本社神輿は大正2年製作。台輪幅が3尺8寸ある大型のもの。
町神輿の連合渡御(陰祭の年)
小野照崎神社の例大祭においては陰祭の年には本社神輿の渡御は無いが、日曜日に全氏子町十七ケ町による町神輿の連合渡御(連合宮入り)が行われる。
神童連、社名旗、氏子役員らが続く。
宮入では高張り提灯が迎える。
鳶頭は社前で木遣りを披露。
その他
町神輿の宵宮連合渡御(毎年)
毎年、土曜日の夕刻には、北上野・松が谷地区の五ケ町の町神輿による五ケ町連合渡御が行われる。北上野・松が谷地区は中入谷交差点(日比谷線入谷駅に南接する交差点)の南東にある氏子地域(対して小野照崎神社は交差点北西方にある)であり、そのため連合渡御は神社とは離れて行われ、宮入りなどは行われない。
三町会合同社参
2018年より始まった?行事。土曜日夕刻に、坂本地区三ケ町の町神輿が神社前から連合渡御。
元入谷会の渡御
小野照崎神社のお膝元である元入谷会(≒本入谷町会)には神社の祭神である小野篁の人形が乗った囃子屋台があり、神輿渡御の際には同伴する。