白旗神社
白旗神社は、神奈川県藤沢市の、小田急江ノ島線の藤沢本町駅より北東へ徒歩6分に位置する鎮守社。
創建年代は不詳だが、かつては寒川比古命を祀り寒川神社と称した。
文治5年(1189)に源義経が奥州平泉で自害しその首は鎌倉で検分されたが、夜間に弁慶の首とともに白旗川を遡上し当地に至り、頼朝の命で白旗明神として当社に祀られ、後に社名自体も白旗神社となった。
社前の御典橋は白旗川に平成8年架橋。大鳥居は昭和59年建立で、日本初のグラスファイバー製鳥居だという。
白旗弁財天社の石祠がある。
社殿は本殿・弊殿・拝殿を連結した権現造で1835年築。
伝・義経首洗井戸
境外には、義経の首を洗ったと伝える井戸 [地図] がある。なお、その首を埋めた首塚は第二次大戦後に失われた。
明治維新時の神仏分離まで、近くの荘厳寺が当社の別当寺であった。