甘縄神明宮
甘縄神明宮は、神奈川県鎌倉市の、江ノ島電鉄の長谷駅より北東へ徒歩5分の地に位置する、長谷の鎮守。
奈良時代の和銅3年(710年)に行基が創建したと伝え、鎌倉最古の神社とされる。江戸時代は神明宮と呼ばれたが、明治維新で神明社と改称。更に昭和7年に甘縄神明神社と改めたが、慣習的に甘縄神明宮と呼ばれている。
境内には昭和2年に再建された端正な社殿が立つ。うち本殿は若干変則的な造りとなっている。
本殿にはこれ以上近寄ることはできないが、流造ながら神明造のように棟持柱がある、変則的な本殿。また向拝の柱が丸柱なのも珍しい。昭和12年築。