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三城目御霊神社は、上記の長尾御霊神社の異伝に関するもので、堀河天皇の代に創建された長尾御霊神社を、矢吹町で竹貫鎌田城主となったその子の鎌倉権五郎景政が勧請し、景政の死後に景政も合祀されたとする。隣の旧別当寺である景政寺は景政の墓所と伝える。
この他にも、由緒上の創建が古いのは、景政の部下であった楢島伊予守が景政を祀ったと伝える相模原市緑区佐野川の御霊神社や、仁平元年(1151年)に後三年の役の従軍者が景政祀ったと伝える横須賀市佐原の御霊神社(ただし祭神は佐原義連との異伝もある)がある。
また景政を祀る系統の御霊社で戦前の社格が最も高かったのは、大阪府の府社となった大阪市・御霊神社だが、これは16世紀末に円神社(津村神社)に鎌倉権五郎を合祀し御霊神社と改称したもの。