浄妙寺
浄妙寺は、神奈川県鎌倉市の、JR横須賀線・江ノ島電鉄の鎌倉駅より北東へ徒歩28分の地に位置する、臨済宗建長寺派の寺院。鎌倉五山第五位。
鎌倉時代の文治4年(1188年)、足利義兼が真言宗・極楽寺として創建。正嘉年間(1257-1259年)頃に臨済宗・浄妙寺に改めた。
境内は国指定史跡。庭園ややぐらのほか、大正期の洋館も立つ。
境内の案内には総門とも山門とも書いてある。
総門内の参道沿いには枯山水庭園が作庭されている。
本堂(旧方丈)は1756年築。
茶室喜泉庵と枯山水庭園は平成3年復興。
大型のやぐら内に足利直義墓の石塔が立つ。足利直義は足利尊氏の弟で、護良親王を殺害し、最期は尊氏によりここに幽閉され急死した。
境内にある石窯ガーデンテラスは、貴族院議員・犬塚勝太郎の邸宅として大正11年に建造されたもの。