銭洗弁財天宇賀福神社
銭洗弁財天宇賀福神社は、神奈川県鎌倉市の、JR横須賀線・江ノ島電鉄の鎌倉駅より北西へ徒歩18分の地に位置する神社。
文治元年(1185年)、源頼朝の夢に西北の隠里の宇賀神が老翁姿で現れ、隠里の霊泉の水で神仏を祀れば世が治まると告げたので、里を探し出して岩窟を掘り社を建てたと伝える。扇ガ谷八坂大神の境外末社だったが、昭和45年独立。神体の宇賀神像は興禅寺跡のやぐらから明治期に出土したもの。
トンネル参道を抜けると三方を急峻な崖に囲まれた境内となり、本殿脇の岩窟の中には銭洗水と奥宮が鎮座する、独特の雰囲気が漂う神社。
この隧道は第二次大戦後(昭和33年頃?)開削。それまでは現・裏参道を利用した。
社殿周囲の池の左手には一条ノ滝もある。社殿は神体が安置された岩窟を覆っている。
境内の高台にある。下之水神宮同様、近くには池があり、社殿は神体が安置された岩窟を覆っている。
戦後に隧道が開削されて現在の表参道が出来るまでは、こちらが表参道だった。裏参道は佐助稲荷神社方面へと続く。
本宮は市杵島姫命を祀る。その左側には奥宮の洞窟がある。
奥宮内
奥宮は宇賀神と弁財天を祀る。洞窟内に湧き出る銭洗水で、硬貨や紙幣をザルに入れて洗うと金が増えるとされる。