女躰大神
女躰大神(にょたいおおかみ)は、神奈川県川崎市の、JR東海道線の川崎駅より北へ徒歩4分、または京急川崎駅より北へ徒歩6分に位置する鎮守社。
神社の創建年代は不詳だが、室町時代の永禄年間(1558-1570年)より女躰権現と称されたという。伝説では、氾濫を繰り返す多摩川を鎮めるため一人の女性が川に身を投じ、以降は災厄が収まったため女性の偉業を讃え創建されたとされる。
本殿は昭和39年築。軒下の組物が多く、全体的なプロポーションが少し変わったものになっている。
舞殿には鏝絵が施されている。
例大祭
女躰大神の例大祭は8月下旬。境内及び周辺道路にはそれなりに多くの露天商が出店し、町神輿による連合宮入も毎年行われる。
明治維新の神仏分離までは、延命寺(川崎市幸区都町4-2)が当社の別当寺であった。