等覚院
等覚院は、神奈川県川崎市の、JR南武線・小田急線の登戸駅より南へ車で7分の地に位置する、天台宗の寺院。正式には神木山長徳寺等覺院。
景行天皇40年(西暦110年)頃、日本武尊が東征中に水を欲した際、鶴が舞い降りたのを見て泉を発見、神助に謝して一本の木を植えたが、これを民が神木と崇めた。平安時代の承和年間(834-848年)、智証大師円珍がこの神木の下で一泊すると天龍の夢告があり、それに従いこの木で不動明王を刻んだのが当寺の本尊。
境内は整っており、ツツジの名所として知られる。
山門(仁王門)は明治31年建立。
本堂は江戸末期の1859年建立。
本尊は不動明王。
水屋も江戸末期の1860年建立。
絵馬堂は平成6年建立。