小田原文学館
小田原文学館は、神奈川県小田原市の、小田急小田原線の小田原駅より南へ徒歩19分の地に位置する資料館。
元宮内大臣の田中光顕伯爵(1843-1939年)が小田原に構えた別邸を転用したもので、小田原ゆかりの文学者に関する資料を展示する。
昭和7年竣工の本館と大正13年竣工の別館(白秋童謡館)は国の文化財に登録されている。
本館は昭和12年竣工。国登録有形文化財。南側には洋風庭園が広がる。
市内曽我谷津にあった、尾崎一雄邸「冬眠居」の書斎(昭和20年代初期竣工)を移築したもの。
尾崎一雄邸書斎の背後には土蔵がある。
白秋童謡館から南門にかけては日本庭園が整備されている。
別館である白秋童謡館は大正13年竣工。国登録有形文化財。
白秋童謡館内には、小田原市内に昭和8年に建てられた北原白秋邸「木菟の家」の縮小模型もある。