亀ヶ池八幡宮
亀ヶ池八幡宮は、神奈川県相模原市の、JR相模線の番田駅より北東へ徒歩12分、または同線の上溝駅から南に徒歩15分の距離に位置する鎮守社。番田駅からの方が近いが、道が若干わかりにくい。
創建年代は不詳。地名「溝」は神功皇后が当地に穿った溝に由来し、ゆえに応神天皇を当地に祀っている(八幡神≒応神天皇で、その母である神功皇后はしばしば共に八幡社に祀られる)とも伝える。
政令指定都市・相模原市の代表的な神社であり、境内もそれに相応しく整えられている。
社殿は平成26年建立。
神楽殿は平成13年建立。
亀八招福稲荷神社の社殿は本社の旧本殿で、1596年建立。相模原市指定有形文化財。
主な祭礼
7月第4土日には上溝夏祭り(八坂祭)が催される。境内末社八坂神社の祭礼で、県北でも有数の規模の夏祭りであり、上溝の16地区から20基以上の町神輿が出る。
9月15日に近い週末に催される八幡宮本社の例大祭は当社で最も重要な神事で、当地に伝わる番田神代神楽(市指定無形民俗文化財)なども奉納される。
なお、社殿の西隣りに平成27年に造営された、神池「亀ヶ池」がある神苑は近寄ることは出来ず、よく見ることができない。