塩谷寺
塩谷寺(えんこくじ)は、神奈川県横浜市の、横浜市営地下鉄グリーンラインの高田駅より北西へ徒歩13分に位置する天台宗の寺院。正式には薬王山光明院塩谷寺。
平安時代の文徳天皇(在位851~858年)の代、皇后の病平癒及び皇嗣の選定に当たって横浜高田の泉の水が霊験あり、泉の地に塩谷寺を建立する勅が下された。仁寿元年(851年)、命を受けた慈覚大師円仁が当地に至ると老翁が顕現し、桜樹で仏像を刻むよう告げたので、大師はその通りに一仏二菩薩を刻み、当寺を創建したと伝える。
境内は良く整っている。
本尊は馬頭観世音菩薩。
ここがかつて本堂があった地で、当寺の本尊として祀られていた薬師如来を安置している。
近くには興禅寺がある。