師岡熊野神社
師岡熊野神社は、神奈川県横浜市の、東急東横線の大倉山駅より北東へ徒歩9分に位置する鎮守社。
奈良時代の神亀元年(724年)創建。明治3年に神奈川県の県社に列したものの、明治6年には氏子の陳情で33ヶ村の総鎮守として郷社となったという。
関東地方における熊野信仰の根拠地で横浜北部の総鎮守だと称している。
鳥居前の「いの池」には弁天社が鎮座。
拝殿は明治17年築。その背後の本殿覆殿・幣殿・翼殿は平成17年竣工。
覆殿内の本殿は江戸中期の1712年築。
本殿背後にある令和神苑は、令和元年に築造された小日本庭園。
い・の・ちの池のうちの「のの池」。「いの池」は社前にあり、「ちの池」は埋め立てられ大曽根第二公園として整備されている。
なお、境内の社叢林は神奈川県指定天然記念物となっている。
明治維新の神仏分離までは、隣りの法華寺(横浜市港北区師岡町1168)が当社の別当寺であった。