山下公園
山下公園は、神奈川県横浜市の、横浜高速鉄道みなとみらい線の元町・中華街駅より東へ徒歩5分の地に位置する風致公園。
関東大震災の復興事業で瓦礫を埋め立てて造成し昭和5年に開園した、日本初の臨海都市公園。
バラ園や重文の氷川丸のほか、インド水塔や白灯台といった近代建築もある。
国登録記念物(名勝地関係)。
なお、関内に残る近代建築については以下の記事を参照。
海岸にはバルコニーが3基設けられたが、南端(東端)のものは山下埠頭造成の際に埋め立てられた。
インド水塔は昭和14年竣工。横浜市認定歴史的建造物。
未来のバラ園
未来のバラ園は、開園当初は端艇溜(舟溜り)であった場所を埋め立てて沈床花壇としたもの。現在、約160種1900株のバラが植栽されている。
氷川丸
氷川丸は、日本郵船が昭和5年に製造した貨客船。国指定重要文化財。経済産業省認定近代化産業遺産。
現在は山下公園に係留され、一般公開されている(土日祝にはオープンデッキを開放)。
白灯台(旧横浜東水堤灯台)は、山下埠頭側の内防波堤に明治29年に竣工し、昭和38年に氷川丸脇の現在地に移設。